【写真記'12】松本山雅戦(03-04@味スタ)
いよいよ2012年シーズンが開幕しました。
川勝体制3年目の今年、指揮官自らが結果にこだわると話しているとおり、求められるのはJ1復帰という結果。
そのためにはどこが相手だろうが関係ない。ただ全力でたたくのみ。
そんな開幕戦の写真記です。
昨シーズン、守護神の座をつかんだ柴崎貴広選手。
今シーズンからチャント も出来て、いっそうの活躍に期待です。
昨シーズンの大怪我から復帰して、1stGK奪回を虎視眈々と狙う大ベテラン土肥選手。
この2人の切磋琢磨が、他の選手達にもいい影響を与えるはず。
今シーズンからヴェルディの背番号10とキャプテンという2つの重責を担うことになった小林祐希選手。
その類い希なる才能を開花させるシーズンになるか、期待大です。
今シーズンはユニフォームの背番号が見やすくなって選手を見分けやすくなったんですが、ここにきて新たな問題が発覚。
バウル土屋選手と新加入の西選手。
遠目からだとこの2人の見分けがつきにくいんですよね。^^;
スタンドに挨拶する選手達。
他の選手より一歩前に出て挨拶する小林選手に、キャプテンとしての心構えを感じます。
松本山雅にはたくさんの元ヴェルディ選手が所属しています。
昨シーズンは守備の要としてJ2昇格に貢献した飯田真輝選手。
その他にも弦巻選手や喜山選手、昨シーズン選手会長だった吉田選手も所属しています。
そういえば、飯田選手も選手会長でしたね、
こちらは深津選手と北村選手。
名古屋時代に一緒にプレイしていたことがあるようです。
選手紹介前に流れた、松本山雅のJリーグ昇格を祝福するメッセージ。
この日味スタを訪れた山雅サポーターは6855人。5000人以上を動員し見事に味スタ2階席を開けさせることに成功しました。
ここに至るまでの一連の流れはこれまでのヴェルディでは考えられなかったもので、クラブの姿勢が変わってきていることを強く感じる出来事でした。
山雅サポーターを迎え撃つヴェルディサポーター。
前売り開始初日の時点では山雅にダブルスコアで負けていましたが、ビラ配りの効果もあって最終的には5577人とかなり健闘。
選手入場時、スタンドで一斉に振られる緑の小旗がきれいでした。
2012シーズン、開幕戦のスターティングメンバー。
直前に「阿部、西、巻が開幕戦ピンチ」なんて記事がスポーツ新聞に出ましたが、ふたを開けてみたら全員スタメンかベンチ入り。サポーターのブログ情報の方がよっぽど正確でした。
まぁ、スポーツ新聞ですからこんなもんでしょう。
右サイドをコンビネーションで切り裂く、森選手と小池選手。
本職の西選手を左サイドに追いやっての起用ですから、小池選手に対する監督の期待の高さが伺えます。
ただ、前半はあまり思うようなプレイが出来ていない印象でした。
ヴェルディのファーストシュートはジョジマール選手でした。
隙あらばシュートを狙っていく姿勢に、得点量産の期待が高まります。
ゴール前で土屋選手のマークを受ける飯田選手。
山雅時代は8ゴールをあげているだけに、セットプレイは要注意です。
試合は、守備を固める山雅に対して、ヴェルディがサイドから攻め込む形。
ただ、場合によっては5バック気味にして守る山雅の守備を崩すことが出来ず、逆にロングボールから木島選手とエイジソン選手に決定的な場面を何度か作られる場面も。
柴崎選手のビッグセーブ連発で事なきを得ますが、1つでも決められていたら流れは山雅に転んでいた可能性が高かったと思います。
オリンピック代表に選ばれた高橋祥平選手。今年に入ってからは代表にとられることが多く、コンビネーションに不安があったのですが、そつなくこなしていました。
前半終了間際にエイジソン選手が1対1になった場面では、ものすごいスピードで帰陣し、ピンチを防いでくれました。正直、オリンピック代表にとられるのは痛い…でもしょうがないですね。
このまま前半は0-0で終了。
後半立ち上がり、主導権を握ったのはハーフタイム中に川勝監督から喝を入れられたヴェルディでした。
開始15秒で小林選手がミドルシュートで攻撃の口火を切ると、
それに呼応して、和田選手も積極的にシュートを放っていきます。
中谷選手も長い距離を駆け上がってシュート。
ヴェルディが山雅ゴールに襲いかかります。
そして迎えた後半5分。
小林選手が蹴ったFKを小池選手が折り返すと、クリアボールが再び小林選手の元へ。
ダイレクトで左足から放たれたロングシュートは、飯田選手にあたってコースがかわりゴールイン。ヴェルディが先制に成功します。
キャプテンマークを掲げながらサポーターの元へ走る小林選手。
前進で喜びを爆発させると、
スタンドに向かって雄叫びを上げます。
最後はキャプテンマークにキス。
ヴェルディというクラブへの誇りと想いが伝わってきました。
その後も攻勢に出るヴェルディ。
小林選手が仕掛けて上げたクロスに、
飛び込んだのは、バウル…じゃなくて西選手。
この試合ゴールこそありませんでしたが、西選手の運動量と存在感は際立っていました。怪我なくシーズンを過ごせれば、かなりの活躍が期待できそうです。
つづく後半12分、 センターライン付近でボールを受けた阿部選手がドリブルで突進。
ペナルティエリア前までも持ち込むと完全に相手守備陣の逆を突くスルーパス。
その先にいたのは、どフリーのジョジマール選手。
一瞬、脳裏を去年よく見たシーンがよぎりましたが、ジョジマール選手はしっかり決めてくれました(笑)。
ゴールを決めた後はバク宙パフォーマンスを披露。
キャンプ中に長女が誕生したジョジマール選手。「ゆりかごダンスも考えたけど、こっちの方が面白かったから」だそうです。
見事にバク宙を決めて、このドヤ顔。
その後は仲間に祝福を受けていました。
2点とって余裕のでたヴェルディは、
西選手、小池選手、阿部選手が積極的にゴールを狙っていきます。
終盤には中後選手を投入。
足に巻いたテーピングがまだ痛々しいですが、完全復帰に向けて順調のようです。
その後、山雅も反撃に出ますがヴェルディが無失点で抑えきり、2-0で5年ぶりの開幕戦勝利を飾りました。
勝利を喜びあう選手達。
1勝には変わりないものの、ここ数年スタートダッシュに失敗し続けていただけに、この勝利は大きいと想います。
好セーブを連発した柴崎選手。
去年得た自信が柴崎選手自身を大きく成長させたのは間違いないようです。
勝利を喜びあうベテラン2人。この2人と共に、再びJ1へ。
元ヴェルディの弦巻選手。
以前よりフィジカルが強くなってたくましくなった感じがしました。反町監督柴田コーチの元どういう成長を遂げるか、今後が楽しみです。
スタンドのサーポーターにガッツポーズする小林選手。
自身のゴールでつかんだ勝利だけに喜びもひとしおでしょう。
サポーターに挨拶する選手達も笑顔。
恒例のトラメガ挨拶。
メインスタンドへの挨拶時、みんなきちんと並んだか確認するキャプテン。初々しい感じがいいです。
ゴールを決めたジョジマール選手も、ヒーローインタビュー後にスタンドへ。
しかし、トラメガで挨拶できちゃうブラジル人って(笑)
サポーターに手を振る、ジョジマール選手。
シーズン当初は控え的な位置づけでしたが、がっちりスタメンの座を確保。ここに巻選手、アレックス選手が加わってくる攻撃陣には今年も期待できそうです。
と、このあたりで開幕戦の写真記は終了です。
今週末は、再び味の素スタジアムでヴァンフォーレ甲府戦。
監督があのチームの元監督ということで、本来ならしなくてもいい心配をしなくてはいけないのが残念ですが、スタートダッシュを決めるためにも勝利を期待しています。
川勝体制3年目の今年、指揮官自らが結果にこだわると話しているとおり、求められるのはJ1復帰という結果。
そのためにはどこが相手だろうが関係ない。ただ全力でたたくのみ。
そんな開幕戦の写真記です。
昨シーズン、守護神の座をつかんだ柴崎貴広選手。
今シーズンからチャント も出来て、いっそうの活躍に期待です。
昨シーズンの大怪我から復帰して、1stGK奪回を虎視眈々と狙う大ベテラン土肥選手。
この2人の切磋琢磨が、他の選手達にもいい影響を与えるはず。
今シーズンからヴェルディの背番号10とキャプテンという2つの重責を担うことになった小林祐希選手。
その類い希なる才能を開花させるシーズンになるか、期待大です。
今シーズンはユニフォームの背番号が見やすくなって選手を見分けやすくなったんですが、ここにきて新たな問題が発覚。
バウル土屋選手と新加入の西選手。
遠目からだとこの2人の見分けがつきにくいんですよね。^^;
スタンドに挨拶する選手達。
他の選手より一歩前に出て挨拶する小林選手に、キャプテンとしての心構えを感じます。
松本山雅にはたくさんの元ヴェルディ選手が所属しています。
昨シーズンは守備の要としてJ2昇格に貢献した飯田真輝選手。
その他にも弦巻選手や喜山選手、昨シーズン選手会長だった吉田選手も所属しています。
そういえば、飯田選手も選手会長でしたね、
こちらは深津選手と北村選手。
名古屋時代に一緒にプレイしていたことがあるようです。
選手紹介前に流れた、松本山雅のJリーグ昇格を祝福するメッセージ。
この日味スタを訪れた山雅サポーターは6855人。5000人以上を動員し見事に味スタ2階席を開けさせることに成功しました。
ここに至るまでの一連の流れはこれまでのヴェルディでは考えられなかったもので、クラブの姿勢が変わってきていることを強く感じる出来事でした。
山雅サポーターを迎え撃つヴェルディサポーター。
前売り開始初日の時点では山雅にダブルスコアで負けていましたが、ビラ配りの効果もあって最終的には5577人とかなり健闘。
選手入場時、スタンドで一斉に振られる緑の小旗がきれいでした。
2012シーズン、開幕戦のスターティングメンバー。
直前に「阿部、西、巻が開幕戦ピンチ」なんて記事がスポーツ新聞に出ましたが、ふたを開けてみたら全員スタメンかベンチ入り。サポーターのブログ情報の方がよっぽど正確でした。
まぁ、スポーツ新聞ですからこんなもんでしょう。
右サイドをコンビネーションで切り裂く、森選手と小池選手。
本職の西選手を左サイドに追いやっての起用ですから、小池選手に対する監督の期待の高さが伺えます。
ただ、前半はあまり思うようなプレイが出来ていない印象でした。
ヴェルディのファーストシュートはジョジマール選手でした。
隙あらばシュートを狙っていく姿勢に、得点量産の期待が高まります。
ゴール前で土屋選手のマークを受ける飯田選手。
山雅時代は8ゴールをあげているだけに、セットプレイは要注意です。
試合は、守備を固める山雅に対して、ヴェルディがサイドから攻め込む形。
ただ、場合によっては5バック気味にして守る山雅の守備を崩すことが出来ず、逆にロングボールから木島選手とエイジソン選手に決定的な場面を何度か作られる場面も。
柴崎選手のビッグセーブ連発で事なきを得ますが、1つでも決められていたら流れは山雅に転んでいた可能性が高かったと思います。
オリンピック代表に選ばれた高橋祥平選手。今年に入ってからは代表にとられることが多く、コンビネーションに不安があったのですが、そつなくこなしていました。
前半終了間際にエイジソン選手が1対1になった場面では、ものすごいスピードで帰陣し、ピンチを防いでくれました。正直、オリンピック代表にとられるのは痛い…でもしょうがないですね。
このまま前半は0-0で終了。
後半立ち上がり、主導権を握ったのはハーフタイム中に川勝監督から喝を入れられたヴェルディでした。
開始15秒で小林選手がミドルシュートで攻撃の口火を切ると、
それに呼応して、和田選手も積極的にシュートを放っていきます。
中谷選手も長い距離を駆け上がってシュート。
ヴェルディが山雅ゴールに襲いかかります。
そして迎えた後半5分。
小林選手が蹴ったFKを小池選手が折り返すと、クリアボールが再び小林選手の元へ。
ダイレクトで左足から放たれたロングシュートは、飯田選手にあたってコースがかわりゴールイン。ヴェルディが先制に成功します。
キャプテンマークを掲げながらサポーターの元へ走る小林選手。
前進で喜びを爆発させると、
スタンドに向かって雄叫びを上げます。
最後はキャプテンマークにキス。
ヴェルディというクラブへの誇りと想いが伝わってきました。
その後も攻勢に出るヴェルディ。
小林選手が仕掛けて上げたクロスに、
飛び込んだのは、バウル…じゃなくて西選手。
この試合ゴールこそありませんでしたが、西選手の運動量と存在感は際立っていました。怪我なくシーズンを過ごせれば、かなりの活躍が期待できそうです。
つづく後半12分、 センターライン付近でボールを受けた阿部選手がドリブルで突進。
ペナルティエリア前までも持ち込むと完全に相手守備陣の逆を突くスルーパス。
その先にいたのは、どフリーのジョジマール選手。
一瞬、脳裏を去年よく見たシーンがよぎりましたが、ジョジマール選手はしっかり決めてくれました(笑)。
ゴールを決めた後はバク宙パフォーマンスを披露。
キャンプ中に長女が誕生したジョジマール選手。「ゆりかごダンスも考えたけど、こっちの方が面白かったから」だそうです。
見事にバク宙を決めて、このドヤ顔。
その後は仲間に祝福を受けていました。
2点とって余裕のでたヴェルディは、
西選手、小池選手、阿部選手が積極的にゴールを狙っていきます。
終盤には中後選手を投入。
足に巻いたテーピングがまだ痛々しいですが、完全復帰に向けて順調のようです。
その後、山雅も反撃に出ますがヴェルディが無失点で抑えきり、2-0で5年ぶりの開幕戦勝利を飾りました。
勝利を喜びあう選手達。
1勝には変わりないものの、ここ数年スタートダッシュに失敗し続けていただけに、この勝利は大きいと想います。
好セーブを連発した柴崎選手。
去年得た自信が柴崎選手自身を大きく成長させたのは間違いないようです。
勝利を喜びあうベテラン2人。この2人と共に、再びJ1へ。
元ヴェルディの弦巻選手。
以前よりフィジカルが強くなってたくましくなった感じがしました。反町監督柴田コーチの元どういう成長を遂げるか、今後が楽しみです。
スタンドのサーポーターにガッツポーズする小林選手。
自身のゴールでつかんだ勝利だけに喜びもひとしおでしょう。
サポーターに挨拶する選手達も笑顔。
恒例のトラメガ挨拶。
メインスタンドへの挨拶時、みんなきちんと並んだか確認するキャプテン。初々しい感じがいいです。
ゴールを決めたジョジマール選手も、ヒーローインタビュー後にスタンドへ。
しかし、トラメガで挨拶できちゃうブラジル人って(笑)
サポーターに手を振る、ジョジマール選手。
シーズン当初は控え的な位置づけでしたが、がっちりスタメンの座を確保。ここに巻選手、アレックス選手が加わってくる攻撃陣には今年も期待できそうです。
と、このあたりで開幕戦の写真記は終了です。
今週末は、再び味の素スタジアムでヴァンフォーレ甲府戦。
監督があのチームの元監督ということで、本来ならしなくてもいい心配をしなくてはいけないのが残念ですが、スタートダッシュを決めるためにも勝利を期待しています。